正真正銘 これがビニ本だ!!
2006年 03月 01日
まだまだ寒いけど、確かに季節は動いてます
春めいてくると、荒野と化してる我が家の猫の額(庭)も手入れして、
かわいい花の苗でもと思ってしまう今日この頃です。
花壇の手入れで思い出すのは、初登場!!我が長男S輔の思い出です。
大人の階段着実に上ってます!長男S輔編
今大学1年生の長男S輔が中学3年の春の頃。
その日は休みで、私は花の苗を買い込み
久々の花壇の手入れを、と思っていた。
長男S輔のところには同級生が何人か遊びに来ていた。
私はラジカセをベランダに出し、
軽快な音楽をBGMに花壇の土を掘り返し始めた。
すると、長男S輔が友達を部屋に残し、庭に出てきた。
S輔「外から音楽聞こえてきたから、何やってるのかなと思って…」
私 「どうした?何か飲み物でも欲しいの?」
S輔「別に。まだ要らないよ。いい天気だよねぇ。」
これは珍しい事だ。
S輔は妙に大人ぶってて、少なくとも友達が来ている時に、
自分から母親に明るく話し掛けてる姿など見られたくない性格。
なのに、たかが花壇を手入れしているだけの私にへばりくっついてる。
しかも饒舌だ。
(なんか言いたげだな~)と思いつつ、土にスコップを入れていると
『ガサッ』っと変な手応え。
(???)
更に掘り進めると、土の中にスーパーのビニール袋が見えた。
(えっ?!)
私はそれを掘り出すと、おそるおそる封を開けた。
動物の死骸?腐った弁当の残り?いったい何?
出てきた物
H系のコミック2冊。
(アダルトというより、少女漫画をチョイエロくした感じの表紙の本)
「!」
私 「S輔、アンタだね?」
S輔「…」
私 「心配になって庭に来たんだぁ?あのね、ビニールは土には帰らんだよ。
冬の間は花壇を触らなかったから見つからなかったけど…残念でした。
これがほんとのビニ本ってかぁあ!!」
S輔「…」(笑ってくれない…)
本当はS輔がエロ漫画を読んでたのを知って凄くショックだったけど、
動じてない雰囲気をかもし出そうと頑張った。
成長過程においては誰でも通る道なんでしょ?怒る事じゃない。
そう自分に言い聞かせて、
「これからは花壇に埋めないでね。エロの花が咲いちゃうかもしれんし、
ゴミは正しく分別して出してくださいな。」と話した。
そんなことがあったからいいと思ったのかな?
S輔が大学入学で親元を離れ数ヵ月後
「お母さん、俺の部屋のロッカーの中の本
送ってくれない?」と連絡が来た時のこと。
その時すぐに確認できる場所ではなかったので、返事だけしてその場を終え、
その後さあ梱包!と、ロッカーを見ると…
3分の1はエロ本やん!!
それを親に梱包させる神経、
いったいどないなってんねん!
by sukikaru-cut
| 2006-03-01 02:13
| スキカルさんちのこと