春の深夜のドライブで拾ったもの
2006年 04月 08日
今日はちょっと大作です。
トイレを済ませ、観たいテレビは録画するなりして
パソコンの前にお座り下さい。
準備OK?じゃあまずは→人気blogランキングへ
☆・゜:*☆☆・゜:*☆☆・゜:*☆☆・゜:*☆
夕べ、ラクダさんは会社の方と飲み会でした。
浜松で気持ちよく飲んで、11時ちょっと前にマミチャンに帰るコール。
「11:01の電車に乗るから迎えお願いします。」
声も比較的ちゃんとしてるし、お連れも一緒みたい。
ちょっと安心してこの連絡を受けた。
時間を見計らって迎えに出たマミチャンとK実。
浜松を出て18分後、予定の電車が駅に着いた。
が、待てど暮らせどラクダさんが出てこない。
携帯を鳴らしてみる。
出ない。
最近体調も良くなかったし…倒れてる?
不安になる。
何回も何回もリダイヤルするが一向に出ない。
自宅で留守番をしているU君にも事情を説明し、携帯に連絡を取り続けてもらう。
目の前の駅を、ラクダさんが乗ったはずの電車が通り過ぎて約30分後、
U君からの「(お父さんが電話に)出た」のメール。
このチャンスを逃すなとばかりにマミチャンはラクダさんに電話を掛けた。
「大丈夫、だいじょ~ぶ。23時4分のに乗ってそっちに戻るから。」
「23時って11時のことだに!もうとっくに過ぎてるじゃん。」
「ちがった、お昼の4分にあるから大丈夫。」
「はぁ?12時4分にあるってこと?」「そうそう」
私がマミ島家がこんなことになってるとは知らずに
マミチャンに電話をしたのがちょうどこのころ。
「迎えに行くなら付き合うに」という私に
「なんだかもう1本電車があって、ここまで戻れるらしいから大丈夫だよ」
「え?もうないら?まってネットで時刻表調べて、もう1回電話するで。」
電話を切って調べる。
どう調べても次の電車は、
朝の5時台じゃん!
と思ってたらマミチャンから
お怒りモードの声で電話が。
「モーワケワカラン!
今『ちゃんと電車乗った?』
って聞いたら、
『ロクゴウって所にいるだよ。
電車もうないだって…』っていうだにぃ!」
「papaも付き合うって言ってるから、迎えに行こう。
そこを動かないように言っときナ。」
その後メールで「俺も しまだドライブ いきたい」と言ってきたU君とも合流し、
ラクダさん救出の為5人で夜中のドライブと相成りました。
結局「六合」は浜松から10個目の駅。倍以上行っちゃった様です。
U君の電話で起こされて、とりあえず降りた駅が六合だったみたい。
しかも、無人駅・・・?
「静岡まで行ったならビジネスホテルとかあるのにね」
「今日はそんな余分な金、持って無いと思うもんアノ人・・・」
「ママ(私の事)聞いて。お母さん、駅でマジギレで
電話に向かって怒鳴ってるもんで、近くにいた人マジビビッテたしー。
チョー恥ずかしくて、私ちょっと隠れたし。」
「踏んだり蹴ったりで、自販機のメロンソーダは出てこないし」
「俺が免許持ってればこんな時役に立つのになー。早く免許取りてー!」
「小夜の中山夜泣き石の横通るにぃ。Kちゃん怖いらぁ~?!」
「えー!!!まじで泣き声聞こえるかね~?」
車の中はなんだか突然のドライブに大盛り上がり。
ウチを出て40、50分。六合の駅は行く前にネットで確認した。
もうそろそろ近いはず。車のナビにもチラホラと東海道線が登場する。
駅に到着。U君が車を降りラクダさんの捜索に向かう。
昼間と違ってかなり寒くなっている。眠りこけてなければいいけど…
ラクダさんは無事だろうか…
少しして顔色の青いラクダさんが「ごめんよ・・・」と言いながら
お酒のにおいをさせて姿を見せた。マミチャンはウンともスンとも言わない。
でも迎えに来たことは大正解だった。なんとラクダさんの格好…
下にはTシャツくらい着ているだろうけど、上着ナシのポロシャツ姿。
「寒かったら?大丈夫?ベンチで寝てたの?」の私の質問に答えたのはU君。
「突っ立ってた。自販機にくっついて。」
一同 「はぁーーーー?!?!?!」
ラクダさん「だって・・・自販機・・・暖かかっただもん」
大爆笑!!!
「まるで灯りに吸い寄せられる虫みたいじゃん。
飛んで火にいる夏の虫ちゃんだ!でも寒い時使えるかもね~」
「『今日サブイでちょっと自販機するか?』って?
街のあちこちで自販機にくっつく奴等いたらマジ笑えるし」
「ねぇ、どうするつもりだっただ?」と聞いたら
「始発で帰るしかないって思ってた。ほんと来てくれてありがと。ごめんよ。」
マミチャンは…やっぱり笑ってない…ふぅ…
今回初めてなんだから、許してやろうよ。
無事だったんだし、親父狩りにも合わなかったし、
なにより、こんな楽しい話題(ネタ)を提供してくれたんだしさ。
*****ま と め*****
■正解の駅で降りた場合の浜松駅からの電車所要時間 18分
■浜松駅から六合駅までの所要時間 49分
■ラクダさんが帰るコールをしてから無事保護されるまでの時間 2時間25分
■帰るコールから自宅に着くまでの時間 3時間40分
■捜索にかかった人員5名(+メールで様子を気にしていたU君の彼女1名)
もうひとつの闘い
マミチャンたちが迎えに出た時U君は入浴中だった。
承知の上と、特に声も掛けずに二人は家を出た。
U君が風呂から出ると、さっきのような事態に。
結局、U君も一緒に未知の領域「六合」とやらに迎えに出ることになった。
バタバタと身支度をするU君。
電気がついているトイレに向かって
「K実、お父さん寝過ごしちゃっただよ。
お母さんがひとりでお父さんを島田の方まで迎えに行くっていうで
俺一緒に行くことにしたで!
オイ、オイ!!K実!!そこで寝てるだ?!K実」
「・・・」
「K実…、、、、」
ノックしても無反応。そ~っとドアを開けてみる。
「いねーのかよ!!」
すでに自分ひとりと分かっていても突っ込まずに入られないU君なのでした。
そうトイレはただの電気の消し忘れでした、とさ。
トイレを済ませ、観たいテレビは録画するなりして
パソコンの前にお座り下さい。
準備OK?じゃあまずは→人気blogランキングへ
夕べ、ラクダさんは会社の方と飲み会でした。
浜松で気持ちよく飲んで、11時ちょっと前にマミチャンに帰るコール。
「11:01の電車に乗るから迎えお願いします。」
声も比較的ちゃんとしてるし、お連れも一緒みたい。
ちょっと安心してこの連絡を受けた。
時間を見計らって迎えに出たマミチャンとK実。
浜松を出て18分後、予定の電車が駅に着いた。
が、待てど暮らせどラクダさんが出てこない。
携帯を鳴らしてみる。
出ない。
最近体調も良くなかったし…倒れてる?
不安になる。
何回も何回もリダイヤルするが一向に出ない。
自宅で留守番をしているU君にも事情を説明し、携帯に連絡を取り続けてもらう。
目の前の駅を、ラクダさんが乗ったはずの電車が通り過ぎて約30分後、
U君からの「(お父さんが電話に)出た」のメール。
このチャンスを逃すなとばかりにマミチャンはラクダさんに電話を掛けた。
「大丈夫、だいじょ~ぶ。23時4分のに乗ってそっちに戻るから。」
「23時って11時のことだに!もうとっくに過ぎてるじゃん。」
「ちがった、お昼の4分にあるから大丈夫。」
「はぁ?12時4分にあるってこと?」「そうそう」
私がマミ島家がこんなことになってるとは知らずに
マミチャンに電話をしたのがちょうどこのころ。
「迎えに行くなら付き合うに」という私に
「なんだかもう1本電車があって、ここまで戻れるらしいから大丈夫だよ」
「え?もうないら?まってネットで時刻表調べて、もう1回電話するで。」
電話を切って調べる。
どう調べても次の電車は、
朝の5時台じゃん!
と思ってたらマミチャンから
お怒りモードの声で電話が。
「モーワケワカラン!
今『ちゃんと電車乗った?』
って聞いたら、
『ロクゴウって所にいるだよ。
電車もうないだって…』っていうだにぃ!」
「papaも付き合うって言ってるから、迎えに行こう。
そこを動かないように言っときナ。」
その後メールで「俺も しまだドライブ いきたい」と言ってきたU君とも合流し、
ラクダさん救出の為5人で夜中のドライブと相成りました。
結局「六合」は浜松から10個目の駅。倍以上行っちゃった様です。
U君の電話で起こされて、とりあえず降りた駅が六合だったみたい。
しかも、無人駅・・・?
「静岡まで行ったならビジネスホテルとかあるのにね」
「今日はそんな余分な金、持って無いと思うもんアノ人・・・」
「ママ(私の事)聞いて。お母さん、駅でマジギレで
電話に向かって怒鳴ってるもんで、近くにいた人マジビビッテたしー。
チョー恥ずかしくて、私ちょっと隠れたし。」
「踏んだり蹴ったりで、自販機のメロンソーダは出てこないし」
「俺が免許持ってればこんな時役に立つのになー。早く免許取りてー!」
「小夜の中山夜泣き石の横通るにぃ。Kちゃん怖いらぁ~?!」
「えー!!!まじで泣き声聞こえるかね~?」
車の中はなんだか突然のドライブに大盛り上がり。
ウチを出て40、50分。六合の駅は行く前にネットで確認した。
もうそろそろ近いはず。車のナビにもチラホラと東海道線が登場する。
駅に到着。U君が車を降りラクダさんの捜索に向かう。
昼間と違ってかなり寒くなっている。眠りこけてなければいいけど…
ラクダさんは無事だろうか…
少しして顔色の青いラクダさんが「ごめんよ・・・」と言いながら
お酒のにおいをさせて姿を見せた。マミチャンはウンともスンとも言わない。
でも迎えに来たことは大正解だった。なんとラクダさんの格好…
下にはTシャツくらい着ているだろうけど、上着ナシのポロシャツ姿。
「寒かったら?大丈夫?ベンチで寝てたの?」の私の質問に答えたのはU君。
「突っ立ってた。自販機にくっついて。」
一同 「はぁーーーー?!?!?!」
ラクダさん「だって・・・自販機・・・暖かかっただもん」
「まるで灯りに吸い寄せられる虫みたいじゃん。
飛んで火にいる夏の虫ちゃんだ!でも寒い時使えるかもね~」
「『今日サブイでちょっと自販機するか?』って?
街のあちこちで自販機にくっつく奴等いたらマジ笑えるし」
「ねぇ、どうするつもりだっただ?」と聞いたら
「始発で帰るしかないって思ってた。ほんと来てくれてありがと。ごめんよ。」
マミチャンは…やっぱり笑ってない…ふぅ…
今回初めてなんだから、許してやろうよ。
無事だったんだし、親父狩りにも合わなかったし、
なにより、こんな楽しい話題(ネタ)を提供してくれたんだしさ。
*****ま と め*****
■正解の駅で降りた場合の浜松駅からの電車所要時間 18分
■浜松駅から六合駅までの所要時間 49分
■ラクダさんが帰るコールをしてから無事保護されるまでの時間 2時間25分
■帰るコールから自宅に着くまでの時間 3時間40分
■捜索にかかった人員5名(+メールで様子を気にしていたU君の彼女1名)
もうひとつの闘い
マミチャンたちが迎えに出た時U君は入浴中だった。
承知の上と、特に声も掛けずに二人は家を出た。
U君が風呂から出ると、さっきのような事態に。
結局、U君も一緒に未知の領域「六合」とやらに迎えに出ることになった。
バタバタと身支度をするU君。
電気がついているトイレに向かって
「K実、お父さん寝過ごしちゃっただよ。
お母さんがひとりでお父さんを島田の方まで迎えに行くっていうで
俺一緒に行くことにしたで!
オイ、オイ!!K実!!そこで寝てるだ?!K実」
「・・・」
「K実…、、、、」
ノックしても無反応。そ~っとドアを開けてみる。
「いねーのかよ!!」
すでに自分ひとりと分かっていても突っ込まずに入られないU君なのでした。
そうトイレはただの電気の消し忘れでした、とさ。
by sukikaru-cut
| 2006-04-08 09:10
| マミチャンとマミ島家