人気ブログランキング | 話題のタグを見る

実話!ノンフィクション!! 身近に起こった笑える出来事暴露中。コメント大歓迎!!!


by sukikaru-cut
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

初恋と親心

今日の1クリよろしくおねがひ → 人気blogランキングへ

初恋と親心_f0065199_1022422.jpg各地での花火大会はひと段落って感じでしょうか。
たくさんのカップルが花火を堪能したんでしょうね。
身近でもK実が彼氏の家に出掛けたり
次男くんが急にpapaさんのむか~しの浴衣を
引っ張り出しておデートに出掛けたり・・・


デートかぁ・・・

じゃあ私の人生で初デートの思い出を
(ちょっと長くなるので、トイレは今のうちに どうぞ)

忘れもしない高校2年の時
相手はこのときは既にお勤めをしていた人
私は彼を「赤毛の君」と呼んでいた。

呼び名の由来は 彼の事を何も知らない頃に遡る

私が中学校2年生頃から、毎日の様に登校途中ですれ違っていた人。
自転車通学の彼は 前髪がちょっと長めで髪が赤かった
まるでサーファーのように焼けた色の髪。
そして決まったように私とすれ違う時にその前髪をかきあげた。

その奥には印象的な大きくて凛々しい目が輝いていて…
今日は会えた、会えなかったとクラスの友達にキャーキャーと話してたっけ。

その後色々とあって(これが運命というもの?!)
中学2年生の秋には 彼の名前と 住所が判り、
また少し時間が経ち 高校に入学したある日 突然彼からの電話が!

「俺って、友達からよく『面食い』って言われるんだよね。
 あンたがどんなか一度見てみたいんだけど・・・
 そうだ!この後家の周りを犬の散歩でうろついててよ。
 適当に車で通るから。」


もし自分の子供や親友が好きって思う人が こんなことを言ってるって判ったら、
即刻 「止めとけ、そんなヤツ!!!」って言うに決まってるんだけど・・・

舞い上がってるウブな私は「えー、そんな、無理です。」なんて応えながら
電話を切ってから、サリー(実家にいる時飼っていた愛犬のチン)を連れて散歩に出たのよね~

たしかに散歩中に 車が横を一往復しましたが、声を掛けられることもなく、
それからしばらく音信不通。
こっちから連絡するスベは無かったし、
あんな事言われちゃあ、連絡も出来ないし、、、
こちらは連絡を待つだけの日々約1年半。
(その間忘れた頃に電話がポツリポツリとはあったのです)

それが ある日突然オフコースのコンサートへのお誘い!!!

人生何があるか判らない!こんな展開になろうとは!!!
思い当たるとしたら、私が当時地元で彼女にしたいNo.1高校に在学してた事くらいかな。

そこから大忙しですよ。オフコースあまり聴いたことが無かったから、
クラスでオフコースが好きだって子にアルバム借りて聴きまくり 
予習はバッチリ!

でも、、、問題はお堅いウチの両親

後になって思えば、上手に嘘をつけばよかったんだろうけど、
真っ向勝負で、そのまま「コンサートに行きたい」と言うと 
結構簡単に「OK」の返事。 但し、、、条件が付いた。
父親がコンサート会場に送り迎えすること。

それでも コンサートの間だけでも一緒に居られるならと 私は条件丸呑み。

私の人生の記念すべき初デートは「父親の送迎付き」
オフコースのコンサートでした。


本当に会場前の入り口で待ち合わせ、終わったらすでに会場前に父親が迎えに来てました。
コンサート中は話なんて出来ないし・・・

休憩中に話しかけられたこと 今でも覚えてる。
「あンたけっこう小ちゃいんだね。」
「あ、はい、150ちょっと切れるんです。」
「そうなんだ。俺180あるけど、まだちょっとずつ伸びてるんだよ。
 まるで『チッチとサリー』みたいだね。」とか
「ずいぶんオフコースの歌たくさん聴いて勉強してきたでしょ?」程度

コンサートは凄く良かったけど、半分は赤毛の君の横顔を盗み見してました。
だってこんなにカッコイイんですよ!初恋と親心_f0065199_9414626.jpg

カッコ良すぎ!ネ、ネ!

その後も数回お誘い頂きましたが・・・
その度に「妹も一緒に連れて行くなら」
がウチの条件でした。

今考えたらありえないよね?!

そのせいか否か・・・私の初恋は成就しませんでした。

せっかく赤毛の君を追いかけて同じ会社に入社したのに・・・です。

これは親の陰謀だったのでしょうか。

先日会社の夏祭りでマミチャンが赤毛の君と話しをする機会があって、その時
「俺は子守かっ!」って思ったって言ってたそうです。

やっぱり・・・

ちなにみpapaさんとは その会社で知り合いました。






 
 
当時携帯電話があったら この恋の行方も違ってたかなぁ~
なんてふと思う時がある。

でも毎日毎日「カッコヨスギ」って緊張してたら 生活にならん。
だから 話すのに緊張しなかったpapaさんを選んだんだと思う。

っていうか、私がpapaさんを選ぶ云々ではなく、
赤毛の君の彼女さん(会社の先輩)が 入院中の私の所に来て
「私たち付き合ってるんですけど…」って泣いたんです。

「わざわざ言いに来られなくても 私たちはつきあってないと思いますけど…
 私の勝手な片思いですから。」
「それも嫌だから、今日お話に来たの。あなたとも仲良くやっていきたいし。」
ということで片思いにも禁止が出された。これ私が19歳になったばかりの頃。

この初恋がスタートしたのが中学2年生、13歳だったから6年間。
長い長い片思い、ごく稀に彼女いない時デート要員にピリオドでした。

純粋だったよなぁ。
でもそんなことしてたから、私にはお付き合い経験がぁあ 皆無!!

マミチャンのように オバサンになってから
自慢したり ほんわか思い出したり お笑いのネタにするような恋愛を何一つしていない。

ある意味「青春のすべて」 別の方向から見れば 「私の青春 返して!」?!って感じ。

生まれ変わったら いっぱい いっぱい恋愛するぞ!!

あ、けっしてpapaさんに不満なんかじゃないよ。
今回の人生、パートナーはpapaさんしかなかったと思ってまーす!
by sukikaru-cut | 2006-08-18 23:28 | スキカルさんちのこと