マミチャン VS 最強のヒロ子
2006年 08月 24日
久しぶりにマミチャンとゆっくり喋った。
電話で約2時間半。
注釈①私達は車で3分の距離に住んでいる。
②ほぼ毎朝出勤前には30分から1時間話している。
(出勤前は洗濯やトイレやら化粧などバタバタしながらだから
「ゆっくり喋った」とは言わない。ただの『おはよう』なのだ。)
その中で、「先日の同窓会で私を見て「おばさん(母)にソックリ」とみんなに言われた。」と話した。
でも、私は、「ハッキリ言って ヤダっ!!」と。
そこからこんな会話に。
私:何がイヤかって、お母さんには結構理不尽に怒られたよね。
今思えば、悪いって素行じゃなくて「テストの点数」でさ。
マミ:70点台のテストを持ち帰るとスリッパで頭をはたかれたし。
私なんか、K実がその点数のテストを持ち帰ったら褒めまくりだけんね!
私:私は頭抱えてトイレによく逃げ込んだもん。
だいたいさぁ、顔も見たことない遠い親戚の人が東大入ったって
言われても、私等には関係ないしね。「だからぁ?」って感じだよね。
マミ:そうそう。
でも私の方がもっとイヤだっただにぃ。
お姉ちゃんはそのくらいはデキタ、って比べられてさ。
なのに一番下のトシ(弟)になると諦めだか、叱らなかったし。
(確かに高校のとき折り曲げた学生ズボンの裾からパチンコ玉が
出てきたときも笑ってたような・・・)
マミ:私、『クソばばあ!』って言った事あるやあ。
私:え?マジで?理不尽だと思っても、さすがに言えんかったにぃ。
マミ:日記覗かれているの気が付いたもんで、わざと日記に
「クソばばあ!日記見るな!」って書いといただよ。
したら学校から帰ったら、お母さんは口もきかないし、
目が釣りあがってただよね。
《回顧録》
突然
ヒロ子:クソばばあとはなんだ!
マミ:は?何も言ってないじゃん。
ヒロ子:お母さんには判るだよ。クソばばあって言いやがって!
マミ:あー!日記見たらあ?!
ヒロ子:あぁ見たね。親が子の日記見て何が悪いっ!
マミ:そんな親どこにもいんわ!
ヒロ子:いるよ!
マミ:どこに?!
ヒロ子:ここだわ! (←出たー!ヒロ子が最強たる所以)
もう1度クソばばあって言ってみよ!
マミ:(小声で)クソばばあ…
ヒロ子:は?聞こえん!
マミ:クソばばあ!!
マミ:でも、たしか「クソばばあ」って言ったのはその時1回だけなのに、
お母さんにもお父さんにも、ずっと言われ続けたよね。
「クソばばあ」って言ったのはお前だけだって。なんか失礼しちゃうよね~。
マミ:ま高校入ってから怒られたことは、ちゃんと私に非があったで
仕方ないけどね。
かばん風呂につけてペチャンコにしたり、スカートの裾下ろしたりさ・・・
マミ:気づいただけど、どうやら
「クソばばあ」は3人きょうだいの真ん中が言う
気がする。
バケラッタさんちもこの間そうだったって聞いたし、
K実の同級生の○チャンも、怒られるとそうやって口答えするらしいだよ。
ま、バケラッタさんは、高校3年の男の子相手でも首ぐら締め上げて
「まだてめえに『クソばばあ』呼ばわりされる筋合いはないわ!」って
男らしく(???)言ったらしいけど。
ほうほう、興味深い・・・
もう時間がありませんが、夏休みの自由研究にお困りの方、
この「3人きょうだいの真ん中を擁護する会会長」のマミチャンの仮説を
証明してみませんか?!
親のイヤだったところは、自分が親になった時に、そうならないようにと心掛ける。
その気持ちを持っているから、今自分が子供と良好な親子関係が築けているなら、その嫌な親は反面教師として必要な存在だったんだ。
だから、やっぱり親には「ありがとう」って感謝しよう。
って 私じゃなくて、細木さんが言ってました。なるほど・・・
こんな話をしたかったなぁ。もうある意味対等に話が出来る年になったし。
ヒロ子 2003年1月25日没 享年62歳
ちょっと若すぎたよなぁ・・・
でもきっと天国で 好きなウイスキー呑みながら 楽しくやってるよ、この人は。
私にも マミチャンの夢にも出てきやしない。やっぱ最強の人だ!
by sukikaru-cut
| 2006-08-24 23:58
| 母ヒロ子