住まい探し
2007年 03月 10日
昨日マミチャンたちは、長男U君の住まい探しに静岡に出掛けた。
でもなぜか父親に「仕事休めない?」とお願いするのではなく、
『マミチャンの第二のダンナ』とのウワサの高いバケラッタさんに、
U君は運転手をお願いしていた。
人がいいバケラッタさんは会社に迷惑を掛けないようにその前日に仕事を片付け、本当にお休みをもらってくれた。
3人で向かうは大学の学生協。
そこで何件かの紹介を受け、ある場所には生協の職員さんのご案内で、
また別の場所は不動産屋さんのご案内でアパートや下宿を見て回った。
マミチャンの希望は
「とにかく安いこと」
「できれば管理人さんがそばにいる下宿のような場所」
とっくに合格をもらっていながらこの時期まで動かなかったので、
傾向としてはすごく高いところか、かなり安い場所しか空いていない感じだ。
そして向かった先に見えてきた新しめなワンルームマンション風の建物。
紹介の資料にはかなり古いように書いてあったが、なかなかイイジャン!
「アレかねぇ?!」と期待に胸が高鳴る。
お宅に到着した・・・
きれいな今どき風のアパートの横に、、、
まるでウケ狙いとしか思えないようなボロッとしたアパートが・・・あった。
それはあのドラマ「東京タワー」のアパートみたいだと言えば
想像して頂けるだろうか。
一気にU君のテンションが下がったのがマミチャンにも伝わった。
ワクワク期待した分 余計に へこんだ・・・
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昔同じようなことがあったっけ。
年に1度の家族旅行で琵琶湖に行ったときのことだ。
ジャングル風呂で有名、CMもテレビでバンバン流れていたホテル紅葉が宿だった。
車を案内されるままに停め、大きくて立派で、テレビで見たままのホテルに
家族一同感動していた。
ワクワクしながらフロントにチェックインに行くと、予約した部屋はどうやら別館らしく・・・
案内について進んでいくと、建物はどんどんボロけてきて・・・
家族のテンションは見る見る下がっていった。
でも凹んでいてはせっかくの旅行が台無しだ!
気を取り直し、名物の「ジャングル風呂」へ行った。
が、見事に迷子になりそうなくらいに遠い場所にあった。まるで探検気分だ。
そして部屋に戻る頃にはほてった体がちょうど冷めるくらい時間が掛かったっけ。
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まるでその時のようだったとマミチャンは私に説明した。
それでも、9畳・キッチン付き。風呂とトイレは階別共同使用、共益費不要。
ちょっとお節介そうで、かなりきれい好きな大家さんの敷地内に建つアパートに決まった。
なんと月額23,000円!
これはかなりお得でしょ?!
昔は4畳半だった部屋を今のご時世に合わせ、2部屋の壁をぶち抜いて造られた広々9畳なんですよ!
マミチャンは大満足!バケラッタさんもオススメ!
U君「和式トイレが・・・」 ←これだけがちょっと気懸かりらしい。でもすぐ慣れるよ!
無事話が決まり、帰ろうとした時、先に歩き出したバケラッタさんの後姿を見送りながら、大家さんが言った。
「どちらの方が入られるんですか?」
あぁ、マミチャンかバケラッタさんが若く見えたんか・・・???
いや?!
待てよ・・・
ここは男子専用寮じゃん!
ちょっとバケラッタさーん、何か言われてるにィ!!
そして、この学生寮の名は・・・
東 京 家
といいます。(ネーミング微妙です。。。)
by sukikaru-cut
| 2007-03-10 23:50
| バケラッタさんちのこと