笑いのツボか、正直か?
2007年 05月 02日
今日はpapaさんがゴールデンウィーク期間中で、私もお休みという、かなり貴重な1日。
次男も帰省しており、クラスメイトへの土産探しになる予定だった。
が!昼ごはんを終えると次男はサッサと地元の友達と約束をして出て行ってしまった。
さて、ぽっかりあいた休みの午後。。。
何をしようかと考えた時、先日鯉のぼりをもらっていただいた老人ホームからの
お礼状に「また鯉のぼりが泳いでいる様子をご覧にお越し下さい。」のコメントが
あったのを思い出し、写真でも撮ってこようかということになった。
楽しみに老人ホームを訪ね、ロープにつけられた鯉のぼりを見て
「 ・ ・ ・ 」
すぐ横がこんもりとした森のようになっているそこは、風通しがそんなに良くないようで、デカイ鯉のメザシ状態。
「泳いでいる」というより「垂れ下がっている」・・・イヤな響きだ。
写真は諦めた。
せっかくだからこの近くにあるジェラートやさんに久々に顔を出そうということにした。
が、さすがに、すぐ隣の可睡斎でぼたん苑をやっていることもあり混んでいる。
順番を待っている間に可愛い3つになるかならないかくらいの男の子が
まずはpapaさんに「こんにちは」と声を掛けてきた。
そして、そばにいたお兄ちゃんに「おにいちゃんも、こんにちはっていいなよ。」なんて…
口が達者な子だ。顔も可愛いっ!
と思っていたら、今度は私に話しかけてきた。
「くろいバッグをもったひと、だあれ?」
指は確かに私を指していたし、黒いバッグを抱えていたので、もう一度私は自分を指差し
「この人?」と聞き返すと「そう」と言った。
「ねぇボク、この人、お姉ちゃんに見える?それともおばちゃんかなぁ?」
少し困った顔をしたその男の子は、照れくさそうにポツリと言った。
「おばあちゃん」
「アハ、アハ、アハハ、こいつーぅ、笑いのツボを心得てるな!」
とほっぺをムチムチと触ってから振り向き、ムッとした。
その様子を少し離れた席からpapaさんがメチャ笑いながら見ていた。
それは決して「ツボ」ではなく、「子供は正直ってこと!」って顔をしてね・・・
人生45年にして、初おばあちゃん呼ばわりされた記念日。
2007年5月2日を私は忘れない。。。
by sukikaru-cut
| 2007-05-02 23:06
| スキカルさんちのこと