計算●●チャン
2007年 10月 14日
今あることをきっかけに昔の手紙を眺める日々。
パパさんとの手紙のやりとりも時系列に並べたりしている。
とパパさん所有の手紙の中に、私の記憶にない便箋が出てきた。
便箋を取り出しパッと見れば、私の字に思えた。
“お兄ちゃんへ” ← 実は付き合っている頃私もパパさんをこう呼んでいた。
“昨日はどうもどうも・・・”
読み進めていくうちに、これは●●チャンがウチのパパさんに宛てた
相談の手紙だと判明。そうとわかれば、読むわけにはいかない。
(と固いパパさん)
その翌日●●チャンにこのことを電話で話すと、
「えー、電話口で今すぐ読んで!」
**************************
男心というものを お兄ちゃんに教えてもらいたいんです。
どうやら●●チャンの好きな人の目が別の女性に向き始めた頃のようです。
ひとつだけ私、知りたいんです。
○○さんはどんなつもりで私とつきあってきたのか、ということ。
私ね、真剣に好きだったの。
今自分でも忘れようと思ったりしてるけど、
心のすみっちょに残ってしまいそう・・・
だって、First ◎○◎の相手だもん。(秘密!ネ!!)
**************************
ここまで読むと、突然
「チョイチョイ、なんだって?なんて言った?そこんとこもう1回読んでくれる」
『だってFirst ◎○◎の相手だもん』
3文字分○で、真ん中の○だけ少し小さめに書いてあるので、
私は「キッス」かなと勝手に思っていた。
●●チャン高校1年の頃のことだった。
すると突然●●チャンは急に鼻をブヒブヒ鳴らしながら大笑いし始めた。
「はぁ~!?それ嘘だし。
ファーストキスならとっくに前に済ませてたもん!」
「そうなんだ・・・」
「そうだよぉ。中学2年の時に。」
「えーーー!!そんなの聞いてないよお!!」
**************************
16歳の少女は、もうすぐ振られるであろう自分の可哀想ぶりを演出するのに
ファーストキスという甘酸っぱい言葉で相談相手の同情を得ていたに違いない。
「これでお兄ちゃんは私の味方ね。」
きっと心の中でそう思っていただろう。
恐るべし!
そこに居たのは16歳の女子高生ではない、まさしく『女』だった。
それにしても、あれから約25年。
まさか未来の自分が、この嘘をバラス犯人になるとは想像できなかっただろう。
パパさんとの手紙のやりとりも時系列に並べたりしている。
とパパさん所有の手紙の中に、私の記憶にない便箋が出てきた。
便箋を取り出しパッと見れば、私の字に思えた。
“お兄ちゃんへ” ← 実は付き合っている頃私もパパさんをこう呼んでいた。
“昨日はどうもどうも・・・”
読み進めていくうちに、これは●●チャンがウチのパパさんに宛てた
相談の手紙だと判明。そうとわかれば、読むわけにはいかない。
(と固いパパさん)
その翌日●●チャンにこのことを電話で話すと、
「えー、電話口で今すぐ読んで!」
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どうやら●●チャンの好きな人の目が別の女性に向き始めた頃のようです。
ひとつだけ私、知りたいんです。
○○さんはどんなつもりで私とつきあってきたのか、ということ。
私ね、真剣に好きだったの。
今自分でも忘れようと思ったりしてるけど、
心のすみっちょに残ってしまいそう・・・
だって、First ◎○◎の相手だもん。(秘密!ネ!!)
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ここまで読むと、突然
「チョイチョイ、なんだって?なんて言った?そこんとこもう1回読んでくれる」
『だってFirst ◎○◎の相手だもん』
3文字分○で、真ん中の○だけ少し小さめに書いてあるので、
私は「キッス」かなと勝手に思っていた。
●●チャン高校1年の頃のことだった。
すると突然●●チャンは急に鼻をブヒブヒ鳴らしながら大笑いし始めた。
「はぁ~!?それ嘘だし。
ファーストキスならとっくに前に済ませてたもん!」
「そうなんだ・・・」
「そうだよぉ。中学2年の時に。」
「えーーー!!そんなの聞いてないよお!!」
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16歳の少女は、もうすぐ振られるであろう自分の可哀想ぶりを演出するのに
ファーストキスという甘酸っぱい言葉で相談相手の同情を得ていたに違いない。
「これでお兄ちゃんは私の味方ね。」
きっと心の中でそう思っていただろう。
恐るべし!
そこに居たのは16歳の女子高生ではない、まさしく『女』だった。
それにしても、あれから約25年。
まさか未来の自分が、この嘘をバラス犯人になるとは想像できなかっただろう。
by sukikaru-cut
| 2007-10-14 23:56
| マミチャンとマミ島家