プチ意地悪
2006年 11月 12日
「リサイクルショップ」というとどんなイメージだろうか。
よく社長が「お客はリサイクルショップだからってバカにしてる。」と、
怒ったように言っているのを耳にすることがある。
そうかなぁ~。でも中古品の相場なんて、インターネットなどで調べないとなかなか分かるもんじゃないし、、、特にこんな田舎では「中古品」ってまだ馴染みが薄い気がする。
だからお客さんも一応「ちょっと安くならない?」って言ってみる、くらいの軽い気持ちで言っているのだと思う。
「そんなこと絶対デパートじゃ言わないくせに!!」って、そりゃあねぇ・・・
それを一概に「下に見ている」とは思わない。
でも、先日の客にはチョイギレした。
私が勤めるリサイクルショップは中古品のほかに、卸業者から新品の物も仕入れている。
あるお客さんが、新品の硯を買ってくれた。この商品は少し数が入っていたようだ。商品は透明なビニール袋に入っている。袋のままで中の様子がわかるようになっていた。
翌日そのお客さんがまたみえた。
手にしていた硯をレジに置き、
「これさぁ、交換してイイら?在庫たくさんあるだで。」
「ぁあ、、、ハイ。」レジの担当が流れで返事してしまうが早いか、別の硯をもってレジへ。
「この硯はどこか不具合でも?」
「いいや、なんとなく。イイジャン、あんなにあるだもんで。じゃあもらってくよ!」
もちろん、そんなことはイイわけない!あきらかに不具合の場合にのみ交換か返品だ。
たしかにこのオヤジの横暴で強引な態度を見た時に、
こんなこと絶対デパートではしないだろう!この店をナメてるな、と思った。
そんな事をムカムカと考えながら仕事をしていると、そのオヤジがまた入ってきた。30分と経たない内に。
「悪いっ!やっぱこれもやめて、他のにしたい。使ってないだでイイら?」
「お客さん、商品の不具合以外応じられませんが、、、」
「えーイイジャン。あんなにあるんだし。ひどい事言うなぁ~。いいら、ね。」
こういうときに社長にいて欲しいと思う。社長は負けない。
この手の客は、応対が女性だと馬鹿にしてかかってくる。
仕方なく「これで最後ですからね!」というとレジ係は交換に応じていた。
そんなレジ係とのやり取りをしている時、たまたまそのオヤジの後ろを通った私。
ん?
彼のベルト通しに何か・・・
もう一度確認。ぉ~お!クリーニングのタグがつけっ放しだ!
オヤジはまた店内を一周するようにレジを離れ、目の前を歩いていった。
そこで私はレジ係りに相談した。
「あのね、ズボンの後ろのベルト通しにクリーニングのタグが付いたままなんだけど、教えてあげたほうがいいよね?」
「いいよ、あんな人、放っときな。」
「そっかー・・・」
その後、席について、隣で仕事をしている人にも「教えてあげるべき?」と聞いたら
「えー!!あんな非常識な人、いいよちょっとぐらい恥かいた方が」
と同様の答えだった。
たぶん2人に意見を求めた時点で、私にもどこか意地悪心があったんだ。
2人に求めていたのは「意見」ではなく「同意」だったに違いない。
そこに居合わせた従業員3人の、横暴な客へのささやかな攻撃だった。
さて、、、
もし自分がハナクソを付けて歩いていたら教えて欲しいか、否か。
教えて欲しいよね。その場は恥ずかしいけど、その後もっと多くの人にヒソカに笑われるより、一時の恥ずかしさの方がイイ!と私は思う。
逆に知らない人や目上の人が話す度に鼻の入り口でハナクソがピ~ロロ、ピロピロとなってたらちゃんと教えてあげられるだろうか。こっちのほうがキツイ・・・
あぁ、もっと強い心が欲しい。
よく社長が「お客はリサイクルショップだからってバカにしてる。」と、
怒ったように言っているのを耳にすることがある。
そうかなぁ~。でも中古品の相場なんて、インターネットなどで調べないとなかなか分かるもんじゃないし、、、特にこんな田舎では「中古品」ってまだ馴染みが薄い気がする。
だからお客さんも一応「ちょっと安くならない?」って言ってみる、くらいの軽い気持ちで言っているのだと思う。
「そんなこと絶対デパートじゃ言わないくせに!!」って、そりゃあねぇ・・・
それを一概に「下に見ている」とは思わない。
でも、先日の客にはチョイギレした。
私が勤めるリサイクルショップは中古品のほかに、卸業者から新品の物も仕入れている。
あるお客さんが、新品の硯を買ってくれた。この商品は少し数が入っていたようだ。商品は透明なビニール袋に入っている。袋のままで中の様子がわかるようになっていた。
翌日そのお客さんがまたみえた。
手にしていた硯をレジに置き、
「これさぁ、交換してイイら?在庫たくさんあるだで。」
「ぁあ、、、ハイ。」レジの担当が流れで返事してしまうが早いか、別の硯をもってレジへ。
「この硯はどこか不具合でも?」
「いいや、なんとなく。イイジャン、あんなにあるだもんで。じゃあもらってくよ!」
もちろん、そんなことはイイわけない!あきらかに不具合の場合にのみ交換か返品だ。
たしかにこのオヤジの横暴で強引な態度を見た時に、
こんなこと絶対デパートではしないだろう!この店をナメてるな、と思った。
そんな事をムカムカと考えながら仕事をしていると、そのオヤジがまた入ってきた。30分と経たない内に。
「悪いっ!やっぱこれもやめて、他のにしたい。使ってないだでイイら?」
「お客さん、商品の不具合以外応じられませんが、、、」
「えーイイジャン。あんなにあるんだし。ひどい事言うなぁ~。いいら、ね。」
こういうときに社長にいて欲しいと思う。社長は負けない。
この手の客は、応対が女性だと馬鹿にしてかかってくる。
仕方なく「これで最後ですからね!」というとレジ係は交換に応じていた。
そんなレジ係とのやり取りをしている時、たまたまそのオヤジの後ろを通った私。
ん?
彼のベルト通しに何か・・・
もう一度確認。ぉ~お!クリーニングのタグがつけっ放しだ!
オヤジはまた店内を一周するようにレジを離れ、目の前を歩いていった。
そこで私はレジ係りに相談した。
「あのね、ズボンの後ろのベルト通しにクリーニングのタグが付いたままなんだけど、教えてあげたほうがいいよね?」
「いいよ、あんな人、放っときな。」
「そっかー・・・」
その後、席について、隣で仕事をしている人にも「教えてあげるべき?」と聞いたら
「えー!!あんな非常識な人、いいよちょっとぐらい恥かいた方が」
と同様の答えだった。
たぶん2人に意見を求めた時点で、私にもどこか意地悪心があったんだ。
2人に求めていたのは「意見」ではなく「同意」だったに違いない。
そこに居合わせた従業員3人の、横暴な客へのささやかな攻撃だった。
さて、、、
もし自分がハナクソを付けて歩いていたら教えて欲しいか、否か。
教えて欲しいよね。その場は恥ずかしいけど、その後もっと多くの人にヒソカに笑われるより、一時の恥ずかしさの方がイイ!と私は思う。
逆に知らない人や目上の人が話す度に鼻の入り口でハナクソがピ~ロロ、ピロピロとなってたらちゃんと教えてあげられるだろうか。こっちのほうがキツイ・・・
あぁ、もっと強い心が欲しい。
by sukikaru-cut
| 2006-11-12 23:29
| スキカルさんちのこと